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【動画】view 錦秋駆け抜け1世紀 宮城・鳴子峡のJR陸羽東線

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【動画】view 錦秋駆け抜け1世紀 宮城・鳴子峡のJR陸羽東線

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見頃を迎えた鳴子峡の紅葉。JR陸羽東線の列車が峡谷の短い区間を減速して通過する =宮城県大崎市鳴子温泉(10月28日、大西史朗撮影)

 

 切り立った断崖が紅葉に染まる。赤や黄に色づいたブナやカエデの木々が、荒々しい岩肌やマツの深い緑と調和した景色が見事だ。宮城県大崎市の鳴子峡で紅葉が見頃を迎えた。

 大谷川が刻んだ深さ100メートルにも及ぶ急峻なV字谷は10月下旬から11月中旬にかけて、一年で最も色鮮やかな季節となる。鳴子温泉で知られる鳴子峡は、東北屈指の紅葉スポットとして毎年多くの観光客が訪れる。

 その峡谷に汽笛が鳴り響く。トンネルを出たJR陸羽東線の短い列車が鉄橋をゆっくりと走る。この時期、一部の列車は峡谷を望める60メートルほどの区間を減速して走行する。車窓から紅葉の絶景を楽しんでもらうサービスだ。

 小牛田(宮城県美里町)~新庄(山形県新庄市)間94.1キロを結ぶ陸羽東線は大正2(1913)年、小牛田~岩出山間24.8キロが開業した。4年後の11月に現在の路線になり、今月1日で全線開通100周年を迎えた。

 10月下旬、谷底まで続く鳴子峡遊歩道を散策してみた。つづら折りの道をゆっくりと下る。滝の音を聞きながら、ひんやりとした秋の空気が気持ちいい。家族で記念撮影をしていた福島県郡山市の男性(43)は「赤と黄の紅葉と、緑の葉の組み合わせが絶妙なバランス」と渓谷を見上げた。

 今年の紅葉はどうだろうか。「この10年で3本の指に入る美しさですよ」。長年、鳴子峡を見てきた旅館経営の高橋聖也さん(54)は話す。

 紅葉したばかりの葉の色も鮮やかできれいだが、11月上旬からの葉の色も「哀愁が漂うようで捨てがたい」という。そして「午後4時前後の、やわらかい光が照らす瞬間が美しい」と、地元の人ならではの見どころを話してくれた。(写真報道局 大西史朗)

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