産経フォト

【動画】“薄気味悪い”カッパ像で人気沸騰 兵庫・福崎町

ニュース

【動画】“薄気味悪い”カッパ像で人気沸騰 兵庫・福崎町

更新 mov1501310001
水面から顔を出す「河次郎」=14日午後、福崎町西田原(中村雅和撮影)

 「遠野物語」などの著作で知られ、妖怪伝承を研究した民俗学者、柳田国男の生誕地、兵庫県福崎町が、「妖怪」をテーマにまちおこしに取り組んでいる。柳田の生家近くにある公園に設置された機械仕掛けのカッパ像が話題を集めたのをきっかけに、天狗をテーマに造形コンテストを実施。最優秀作品をモデルに強化プラスチック(FRP)像を製作し、町内に設置する予定。町は今後、より多くの妖怪を町内に“出没”させることも検討している。

 昨年3月、同町西田原の辻川山公園内のため池に、機械仕掛けで30分ごとに池の中から姿を現すFRP製のカッパ像が設置された。

 像は、柳田の自叙伝「故郷七十年」に紹介されたカッパをモチーフに、町が映画「ゴジラ」の特撮セットをつくった造形作家らと共同で製作。高さ約1メートルで、長い髪の毛などリアリティーを追求しており、その“薄気味悪さ”が逆に人気を集めた。町の担当者は「公園に訪れる人は1日10人程度だったが、カッパ像の設置後は千人訪れることもあった」と話す。

 初代のカッパ像は塗装が剥がれるなどしたため、昨年9月から二代目が登場している。

 カッパ像が人気を集めたことを受け、町は妖怪をまちおこしに生かそうと昨年8月、「妖怪造形コンテスト」を企画。第1回は天狗をテーマに、全国から約110作品が集まった。今後、一般部門の最優秀作品をモデルに、町がFRP製の像をつくり、町内に設置する。

 町地域振興課の小川知男係長(40)は「当初、町幹部はカッパをモチーフにした町の“ゆるキャラ”を期待していた。今後もカッパ像のように、良い意味で期待を裏切る妖怪像をつくり、町を盛り上げたい」と話している。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング