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【写真展】「写真家 沢田教一展~その視線の先に」妻サタさんらがテープカット

【写真展】「写真家 沢田教一展~その視線の先に」妻サタさんらがテープカット

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テープカットする(左から)フエさん、沢田サタさん、渡部陽一さん =16日、東京都中央区の日本橋高島屋(坂本慎平撮影) テープカットする(左から)フエさん、沢田サタさん、渡部陽一さん =16日、東京都中央区の日本橋高島屋(坂本慎平撮影)

 ベトナム戦争の報道写真でピュリッツアー賞を受賞し、カンボジアで取材中に銃撃され、34才で殉職した沢田教一。

 その作品や遺品など合わせて約180点を展示した「写真家 沢田教一展~その視線の先に」が東京都中央区の日本橋高島屋で開催されている。

フエさんと「安全への逃避」(©ゲッティイメージズ)。当時2歳、写真の右端で母親に抱かれていた
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フエさんと「安全への逃避」(©ゲッティイメージズ)。当時2歳、写真の右端で母親に抱かれていたフルスクリーンで見る 閉じる

 沢田教一は1936年に青森県に生まれ、同県三沢市の米軍基地内の写真店での勤務を経て上京、61年に米UPI通信社の東京支局に就職。

 65年に一カ月の休暇をとり、自費でベトナム戦争を取材。その後、正式に同社サイゴン(現在のホーチミン市)支局のカメラマンとして赴任し、65年に撮った「安全への逃避」で翌年にピュリッツアー賞を受賞した。

 16日の初日には、沢田の妻の沢田サタさん(92)や、「安全への逃避」に写っている親子の中で当時2歳だったグエン・ティ・フエさん(54)、戦場カメラマンの渡部陽一さん(44)がテープカットを行った。

 今回は戦場での写真のほかに、上京以前に青森県各所で撮った自然や町並み、そこで暮らす人々の写真群も並んでいる。

 沢田サタさんは、「夫は平和な光景の写真を撮ることも好きでした。そういった写真も数多く展示され、もし夫が生きていたらとても喜んだでしょう」と語った。

展示会は28日(月)まで。会場は日本橋高島屋8階ホール。入場料は大人800円、大・高校生600円、中学生以下無料。

   ◇

■ 沢田教一展-その視線の先に(日本橋高島屋8階)はコチラから

主催:朝日新聞社  企画協力:沢田サタ、斉藤光政  協力:山川出版社

大勢の来場者が会場を訪れ、「安全への逃避」(©ゲッティイメージズ)に見入る
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大勢の来場者が会場を訪れ、「安全への逃避」(©ゲッティイメージズ)に見入るフルスクリーンで見る 閉じる
「一人でも多くの人に写真展を見てもらいたい」と話す沢田サタさん =16日、東京都中央区の日本橋高島屋(坂本慎平撮影)
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「一人でも多くの人に写真展を見てもらいたい」と話す沢田サタさん =16日、東京都中央区の日本橋高島屋(坂本慎平撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

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