産経フォト

震源深く、広範囲で揺れ 「断層帯とは無関係」

2018.9.6のニュース

ニュース

震源深く、広範囲で揺れ 「断層帯とは無関係」

dly1809060022

 北海道で6日、最大震度7を観測した地震は、震源は地下37キロと、内陸の活断層が起こす通常の地震より深かった。地表から離れる分、揺れは広い範囲に伝わった。震源の深さは地下構造の複雑さが影響しているとみられ、専門家は「特殊な内陸地震だ」と分析する。

 政府の地震調査委員会は地震を受けて臨時会合を開催。震源近くには南北に延びる活断層「石狩低地東縁断層帯」があるが、平田直委員長(東京大教授)は会合後の記者会見で「断層帯で発生した地震ではない」と述べ、無関係だとした。

 鷺谷威・名古屋大教授(地殻変動学)によると、内陸の活断層で起きる地震の震源は地下20キロより浅いことが一般的という。震源付近では、南西方向へ進む北海道東部と千島列島を載せた地殻が、北海道西部や本州の東北地方を載せた地殻と衝突しているという。鷺谷教授は「地殻が分厚くなっており、通常より深いところでも断層がずれて地震が起きる特殊な場所だ」と分析する。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング