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潜水艦に女性自衛官起用へ 配置制限、事実上全廃に

2018.8.31のニュース

自衛隊・ミリタリー

潜水艦に女性自衛官起用へ 配置制限、事実上全廃に

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 防衛省が、男性自衛官に限っていた海上自衛隊の潜水艦の乗組員に女性自衛官を起用する方向で検討を始めたことが31日、同省関係者への取材で分かった。女性活躍推進の一環のほか、今後、潜水艦の隻数が増えることから、優秀な人材を確保する狙いもある。必要な訓練を経て、数年後の配置を目指す。潜水艦への起用が実現すれば女性自衛官の配置制限が事実上全廃されることになる。

 防衛省関係者によると、海自の「潜水艦教育訓練隊」(広島県)の施設を改修し、女性用の部屋やトイレを確保した上で教育・訓練をする予定。今後5年程度で任務に必要な知識や技量を獲得させたい考えだ。潜水艦は1カ月以上の長期航海がある上、居住スペースも限られている。性別に配慮した設備確保が難しいことなどから配置が制限されていた。既に、女性自衛官を短期航海に参加させており、同省は配置に向けた改善点の洗い出しを進める。

 配置制限が残るのは、有害物質を扱う陸自特殊武器防護隊の現場部隊と、粉じんが発生する現場で活動する陸自坑道中隊のみとなる見通し。同省はいずれの部隊も母体保護の観点から、労働基準法の女性の就業制限職域に当たるとしている。

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