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木彫りの魚の“水族館” 岩手、被災地に活気を

2018.8.17のニュース

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木彫りの魚の“水族館” 岩手、被災地に活気を

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 東日本大震災の津波で被災した岩手県野田村で5月、木彫りの海の生き物たちを展示した美術館「魚の番屋」がオープンした。同村の漁師深渡栄一さん(65)が約35年かけて手がけた作品群で、館内はまるで水族館のようだ。深渡さんは「被災地が少しでも活気づけばうれしい」と思いを込める。

 海が見える静かな山の中に、ひっそりとたたずむ平屋の美術館には、サメやマグロ、大きなセイウチなど今にも泳ぎだしそうな生き物たちが約350点展示されている。内装は深海をイメージし黒を基調に。壁には漁に使う網や浮きを飾った。

 幼いころから木で船の模型などを作るのが好きだった深渡さんは、30歳ごろから漁で見た生き物の制作を始めた。

 東日本大震災の津波では作業場が流失。作品90点や彫刻道具も失ったが、被害を知った人たちから彫刻刀などが次々と寄せられた。

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