産経フォト

怖い鬼に泣き叫ぶ子も 和歌山・九度山

2018.8.16のニュース

伝統・文化

怖い鬼に泣き叫ぶ子も 和歌山・九度山

dly1808160020

 和歌山県九度山町の椎出厳島神社で16日、南北朝時代から続くとされる奇祭「椎出鬼の舞」が奉納され、高野山麓の山あいの里は観光客や親子連れでにぎわった。

 鬼が呪文を唱え五穀豊穣、悪疫払い、雨乞いなどを祈願する神事で、地元では「盆の鬼」の名で親しまれている。午後5時、長さ約1.5メートルの棒を持った赤い髪の鬼を先頭に、太鼓や笛、笠鉾を持った「十人衆」が太鼓の音とともに境内に登場。鬼は棒を振り回す勇壮な舞を何度も披露した。

 呼び物は「乱の舞」。鬼が子どもに息を吹きかけ「ウー」と声を出して威嚇したり、抱き上げたりすると、怖がった子どもが親にしがみつき大声で泣き叫び、会場は歓声や笑い声に包まれた。

 和歌山県橋本市から来た公民館職員の女性(61)は「孫に見せてあげたくて久しぶりに来ました。子どもは怖いでしょうね」と話した。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング