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1号機内部、再調査へ 底部堆積物の採取を計画

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東日本大震災

1号機内部、再調査へ 底部堆積物の採取を計画

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 東京電力は、2019年度前半に福島第1原発1号機の原子炉格納容器内部を再調査する。17年3月にロボットを投入した調査では溶け落ちた核燃料(デブリ)は確認できなかったが、砂のような堆積物を撮影できた。今回は新たに潜水機能を備えたボート型ロボットを開発し、堆積物を少量採取する計画だ。

 1号機は、事故で原子炉圧力容器の中にあったほぼすべての燃料が溶け落ち、一部は土台の開口部から格納容器の底に流れ出ているとみられる。デブリを冷却するため注水を続けており、底には汚染水がたまっている。

 前回調査では、格納容器の外側から作業用の貫通部を使って棒状のロボットを投入。作業用の足場を走行させ、カメラと線量計をつり下げ汚染水の中を調査した。撮影できた堆積物はデブリではないと東電はみているが、放射線量が高く、堆積物の下にデブリが埋まっている可能性がある。

 堆積物が水中にあるのを踏まえ、新型ロボットは水面や水中を移動できるようにした。超音波を使って堆積物の厚さや形状を測定し、専用の装置で採取する。

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