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音楽の都に鎮魂四重奏 大震災の津波バイオリン「千の音色でつなぐ絆」

2018.6.17のニュース

東日本大震災

音楽の都に鎮魂四重奏 大震災の津波バイオリン「千の音色でつなぐ絆」

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 東日本大震災の津波のがれき木材で作ったバイオリン、ビオラ、チェロの弦楽四重奏のコンサートが16日夜、音楽の都ウィーンの教会で開かれた。日本やオーストリアの演奏家らがモーツァルトなどの楽曲を奏で、鎮魂の音色を響かせた。

 被災地の復興と人々が負った心の傷の回復に向けた願いと祈りを込め、世界各地の演奏家ら千人に演奏してもらう「千の音色でつなぐ絆」の一環。これまでに皇太子さまや世界的なチェロ奏者ヨーヨー・マさん、バイオリン奏者イブリー・ギトリスさんら約600人が携わった。

 「津波バイオリン」などは、岩手県陸前高田市で回収した倒壊家屋の部材などで弦楽器制作家の中沢宗幸さんが作った。中沢さんは「助け合って生きていくことの大切さ、人々の思いを引き継いでゆく楽器になってくれたら」と話す。演奏を重ねるたび音色が豊かになっているという。(共同)

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