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旧庁舎、今月中旬に解体へ 岩手・大槌、津波で被災

2018.6.1のニュース

東日本大震災

旧庁舎、今月中旬に解体へ 岩手・大槌、津波で被災

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 東日本大震災の津波で、当時の町長ら40人が犠牲になった岩手県大槌町の旧役場庁舎の解体問題で、平野公三町長は1日、今月18日ごろに解体工事を開始すると明らかにした。7月下旬に建物本体の解体を終え、その後約1カ月かけて跡地を整備する。

 平野町長は記者会見で「震災を思い出すので庁舎を見たくないという声に寄り添いながら工事を進める」と話した。

 旧庁舎を巡っては、町議会が3月、解体経費を計上した議案を可決し、平野町長は2018年度中の取り壊しを表明した。

 保存を求める住民団体「おおづちの未来と命を考える会」は5月、庁舎解体経費の町予算への計上は不当だとして、解体差し止めを求めて住民監査請求したが、書類上の不備があり、町監査委員に受理されなかった。

 考える会は監査請求書を再提出する意向を示している。平野町長は「監査の結果が出たら、内容を確認した上で対応する」と述べるにとどめた。

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