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解体阻止求め住民監査請求 岩手・大槌の旧役場庁舎

2018.5.28のニュース

東日本大震災

解体阻止求め住民監査請求 岩手・大槌の旧役場庁舎

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 東日本大震災の津波で、当時の町長ら40人が犠牲になった岩手県大槌町の旧役場庁舎の保存を求める住民団体「おおづちの未来と命を考える会」は28日、庁舎解体経費の町予算への計上は不当だとして、解体を阻止するため住民監査請求した。

 旧庁舎を巡り、町議会が3月に解体経費を計上した議案を可決、平野公三町長は2018年度中の取り壊しを表明した。町は解体工事の指名競争入札を既に実施、29日に業者と契約を結ぶ予定。考える会は解体に反対し、町長に見解を示すよう求めたが、具体的な回答が得られなかったとして監査請求を決めた。

 考える会の高橋英悟代表(46)は請求後に記者会見し「なぜ多数の犠牲が出てしまったのか検証が不十分。監査委員の返答によっては次の手も考える」と述べ、請求が退けられた場合は、住民訴訟も検討するとの考えを示した。

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