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「沖ノ島」保全へ条例制定 福岡・宗像、理念を明文化

2018.3.23のニュース

遺跡・建造物

「沖ノ島」保全へ条例制定 福岡・宗像、理念を明文化

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 福岡県宗像市議会は23日、世界文化遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の保全のための基本条例を可決した。罰則規定はないが、行政と民間が協力して遺産群の価値や景観を継承するとの理念を明文化した。28日から施行予定。

 条例は、前文で「遺産群を次の世代に引き継いでいく」との決意を示した。市が保全の取り組みを進めるための体制を整備したり、市民が遺産価値の理解に努めたりするよう規定。保全のため「何人も、文化財保護法などを遵守しなければならない」としている。

 昨年7月に世界遺産となった八つの構成資産のうち、中心となる玄界灘の孤島・沖ノ島は、宗像大社(宗像市)の“ご神体”で、神職以外は上陸が許されていない。島は国史跡でもあるが、遊覧目的の船などが近づくことへの懸念がある。

 文化財保護法は、国史跡を壊したり滅失したりした場合に懲役や罰金などを科すと定めている。

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