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登山者分散で混雑回避 富士山、入山規制はせず

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登山者分散で混雑回避 富士山、入山規制はせず

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 世界文化遺産・富士山の環境保全策などを協議する有識者委員会は15日、東京都内で会合を開き、山頂付近の混雑回避のため、1日当たりの登山者数が山梨県側の吉田口登山道で4千人、静岡県側の富士宮口登山道で2千人を超える日をできるだけ減らすなどとした報告書をまとめた。入山規制は行わず、分散して登山するように呼び掛け、目標達成を図る。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は景観保全や安全確保の重要性を踏まえ、対策を年内に知らせるよう求めていた。山梨、静岡両県でつくる「富士山世界文化遺産協議会」は3月に報告書を承認し、11月にユネスコに提出する見通し。

 山梨、静岡両県は混雑日の予測カレンダーを富士山の公式ホームページに掲載したり、旅行業者に周知したりして、特定の日や時間帯に偏らないように、登山者の平準化に取り組む方針だ。

 両県は2015~17年、登山者に貸し出した衛星利用測位システム端末の位置情報などで混雑状況を調査。週末などに吉田口で4千人、富士宮口で2千人を超えると、頂上付近で混雑が発生したことが分かった。

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