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半平太、田畑売る証文 剣術道場の運営資金か

2017.12.7のニュース

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半平太、田畑売る証文 剣術道場の運営資金か

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 坂本龍馬らが参加した土佐勤王党を結成した幕末の志士武市半平太(瑞山)が1852(嘉永5)年、田畑などを売ることを示した直筆とみられる証文が見つかったことが7日、分かった。高知市の歴史研究家松岡司さん(74)が筆跡などから鑑定した。半平太は当時、剣術道場を開いており、松岡さんは「運営資金に充てた可能性がある」とみている。
 証文によると、半平太は現在の高知市の生家近くにある豪農に田畑や山林を「思うところがあって」売り、資金を受け取ったとみられる。和紙に毛筆で書かれており、豪農の子孫が掛け軸にして保管していた。
 松岡さんは「半平太の家計に関する文書はほとんどない。地味だが貴重な資料」と話している。
 松岡さんによると、半平太は道場を1850(嘉永3)年に開き、「人斬り以蔵」の名で知られる岡田以蔵らが通っていた。
 半平太は土佐勤王党の盟主として土佐藩政に大きな影響力を持ったが、前藩主山内容堂の怒りを買って投獄され、切腹した。

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