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「危険予知に問題」と陳謝 機構理事長、被ばく事故で

2017.6.19のニュース

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「危険予知に問題」と陳謝 機構理事長、被ばく事故で

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 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の作業員被ばく事故で、機構の児玉敏雄理事長は19日、東京都内で記者会見し、「機構全体として危険予知に問題があった」と述べ、改めて陳謝した。また根本的な事故原因は「まだ分かっていない」と話した。機構は同日、法令に基づき、現時点で判明した事故原因をまとめた報告書を原子力規制委員会に提出した。

 機構は副理事長をトップとし、原因究明などを行うチームを設置した。

 事故を巡っては、貯蔵容器を開封して中を点検した際、放射性物質プルトニウムなどの粉末試料入りのポリエチレン容器を包んでいたビニールバッグが膨らんだが、そのまま作業を続けたことなどが問題視されている。

 機構はバッグが膨らんだ原因として、ポリ容器が放射線で分解されガスが発生した可能性があるとしている。報告書では、なぜバッグが破裂したのかなど根本的な事故原因は「調査中」とし、現場室内にある貯蔵容器の回収時期も未定としている。

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