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船上の漁師「おはよう!」 宮城・石巻、若者に電話で

2017.5.20のニュース

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船上の漁師「おはよう!」 宮城・石巻、若者に電話で

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 船上から「おはよう!」。朝が苦手な若者を「早起きのプロ」である漁師が電話で起こすサービスを、宮城県石巻市の若手漁師らでつくる団体「フィッシャーマン・ジャパン」が行っている。担当者は「これをきっかけに漁師を身近に感じてほしい」と話す。

 この時期、沖合でホヤをとる阿部誠二さん(33)は、広島県への出張のため、16日午前5時半の起床を希望した千葉県の20代の男性会社員にモーニングコール。

 「これから港に戻るところ。二度寝しないようにね」と声を掛けると、男性は眠そうな声で「はい」と答えたという。阿部さんは「寝起きだからテンションは低め。どうやって話そうか戸惑ったよ」と笑った。

 石巻市は従来人口が減っていたが、東日本大震災の影響で拍車が掛かった。国勢調査によると、2010~16年にかけて約1万3千人減少した。主要産業の漁業も後継者不足に悩まされている。そこで漁師を身近に感じてもらい担い手を増やそうと、夜明け前から海に出る仕事の特徴を生かして企画した。

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