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海底ドームが火山活動 神戸大、鬼界カルデラ調査

2017.3.31のニュース

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海底ドームが火山活動 神戸大、鬼界カルデラ調査

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 約7300年前に超巨大噴火を起こした鹿児島県・薩摩半島沖の海底火山「鬼界カルデラ」を調査している神戸大海洋底探査センターは31日、3月の第2回観測航海で、カルデラ内の海底にある直径約10キロ、高さ約600メートルの巨大なドームが溶岩でできており、現在も活動していることが分かったと発表した。巽好幸センター長は「活火山だとみていい」と話した。

 巽センター長によると、水中ロボットによる調査で、溶岩が急速に冷えて固まった際にできる割れ目が多数あることや、ガスの湧き出しを確認し、未解明だったドームの性質が裏付けられた。

 ドームを形作る溶岩の量は鹿児島県・桜島の2倍以上。岩石を採取すると、約7300年前の噴火で出た溶岩と似た白い流紋岩だった。約7300年前と同じマグマだまりが継続して活動している可能性もあり、今後成分を解析する。

 センターは超巨大噴火の予測を目指し、昨年10月に調査を開始。第1回航海では、海底ドームからマグマ活動を示す熱水が出ているのを確認した。

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