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原発20キロ圏内でコウナゴ漁 福島の地元漁協

2017.3.17のニュース

東日本大震災

原発20キロ圏内でコウナゴ漁 福島の地元漁協

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 東京電力福島第1原発事故後、福島県沖で実施している試験操業の対象海域が今月から拡大されたことを受け、相馬双葉漁協(同県相馬市)は17日、第1原発の半径10~20キロ圏を含む海域でコウナゴ漁を行った。検査で放射性物質が基準値以下であれば、市場に出荷される。

 先月に避難先から漁船が帰還した同県浪江町の請戸漁港からも出漁。同町の自宅が津波で損壊した漁師只野友一さん(65)=同県南相馬市=は「海底の地形が分かるなじみ深い海域で漁ができることはうれしい。本操業へ向けた第一歩だ」と笑顔を見せた。

 試験操業は魚種や海域を制限しており、これまでは半径20キロ圏外が対象だったが、福島県漁業協同組合連合会が2月28日に海域拡大を決めた。第1原発で発生した汚染地下水が護岸から海に染み出るのを防ぐ「海側遮水壁」が完成し、海水の放射性物質濃度が低下傾向となったことが理由。

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