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悲しみに沈む王国 喪服の列、将来に不安も

2016.10.19のニュース

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悲しみに沈む王国 喪服の列、将来に不安も

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 黒服の列がどこまでも続いている。タイ国民から深く敬愛されたプミポン国王が死去してから1週間。国王の遺体が安置される首都バンコクの王宮には、全国各地から市民が弔問に訪れる。その数は今後300万人に達するとみられている。1年の服喪期間は始まったばかりで、「ほほ笑みの国」は悲しみに沈んだままだ。

 国王が死去した13日以降、タイのテレビ局は追悼番組や王宮内での弔いの儀式を放送し続け、新聞は国王をたたえる記事で埋め尽くされている。歌や踊りなどの娯楽は30日間禁止された。

 街に出ると、行き交う市民の大半が黒い服に身を包む。バンコク市内のあちこちに記帳所が設けられ、人々が白い菊の花で飾られた国王の大きな肖像写真に向かって手を合わせる。

 この70年間、国の発展を導いてきた国王の存在があまりにも大きく、国民は半ば放心状態だ。精神的ショックが強い場合、出勤しなくてもかまわないと社員に通達した企業さえある。(バンコク共同)

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