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海駆けるデニムの帆船 潮風浴び、〝物語〟のある商品に

2016.8.17のニュース

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海駆けるデニムの帆船 潮風浴び、〝物語〟のある商品に

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 広島県福山市のデニム製造会社「カイハラ」が、デニム生地の帆を張った船の航海を企画、7月26日に同県尾道市を出港した「青い帆船」は紀伊半島を回り、9日間かけて静岡県沼津市に到着した。8月末ごろまではそのままの装いで海に出る予定だ。風にさらされた生地をジーンズや小物に加工、9~10月ごろに販売する。

 デニムの可能性をアピールしたいという狙いも。同社は沼津市を母港とする2本マストのスクーナー型帆船をチャーターし、ジーンズの中では厚手の3種類の生地を使用。パッチワークのようにつなぎ、8枚の帆に仕立てた。計約100平方メートルで、ジーンズ20着分に相当する分量だという。

 船の所有者溜光男さん(67)は「従来の帆とあまり性能は変わらない。畳みやすく、作業も楽だ」と評価。 

 企画を担当した桑田康弘さんは「生産と消費のスピードが速い『ファストファッション』が流行する中、あえて『物語』のある商品があっても良いのではないか」と話している。

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