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何でも包む仁丹カプセル 牛用サプリや土壌浄化にも

2016.7.12のニュース

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何でも包む仁丹カプセル 牛用サプリや土壌浄化にも

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 森下仁丹は、薬を包んでカプセルにする技術を産業分野に応用しようとしている。牛乳の栄養価を高める成分を包んで牛に与えたり、有害物質を分解する微生物を入れて土壌に埋めたりして、新たな領域での活用を目指している。

 畜産向けには直径6ミリの球状カプセルに有効成分を入れた「サプリメント」を開発した。牛は好き嫌いが多いため、味やにおいを閉じ込めることで抵抗なく食べるという。

 環境分野でも製品化を目指す。石油系化合物や重金属といった有害物質を吸着、分解する微生物をカプセルに閉じ込め、汚染された土壌や河川に入れる。カプセル膜には有害物質は通すが微生物は流出しない程度の微小な穴を開けた。

 カプセルの産業分野への活用は大阪府立大や京都大などと連携して研究しており、森下雄司常務執行役員は「将来的には医薬品、食品分野に並ぶ事業の柱に育てたい」と話した。

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