産経ニュース

JR東日本高崎支社が護身術・暴漢対処訓練、男性社員は初参加 対応力強化図る

ライフ ライフ

記事詳細

更新


JR東日本高崎支社が護身術・暴漢対処訓練、男性社員は初参加 対応力強化図る

「突き上げるように」などとアドバイスが飛んだ、さすまたを使った講習=14日、JR東日本高崎支社(椎名高志撮影) 「突き上げるように」などとアドバイスが飛んだ、さすまたを使った講習=14日、JR東日本高崎支社(椎名高志撮影)

 新幹線車内や駅でのセキュリティー向上策の必要性が指摘される中、JR東日本高崎支社は13、14の両日、高崎市栄町の同支社で社員向けの護身術・暴漢対処訓練を実施した。これまで女性社員を対象にした護身術訓練は行われてきたが、初めて男性社員も参加。支社全体で非常時での対応力アップを目指す。

 両日で参加したのは管内の駅員や列車の車掌、支社内勤スタッフなど約80人。このうち、男性は約50人にのぼった。講師は県警鉄道警察隊の持田浩信隊長らが務めた。

 訓練では、講師が今年6月に発生した東海道新幹線「のぞみ」内での無差別殺傷事件をはじめ盗撮や痴漢行為、利用客からの言いがかりなど鉄道施設で起きているさまざまなケースを説明。「1次的対応はJR職員がしなくてはならない」と危機意識を持つことを求めた。

 続いて全員が攻め手と守り手に分かれた護身術講習、さすまたを使った防犯グッズ講習が行われた。「さすまたは腰を落として下から押し込むと効果的」「暴れている暴漢には複数で対処を」などのアドバイスに耳を傾けながら汗を流した。中之条駅長の高橋秀幸さん(43)は「お客さまを守るためには逃げられない立場であることを改めて認識した。それに必要な訓練を学んだ。成果を職場で共有していきたい」と話していた。

 セキュリティー向上策をめぐっては、JR東日本が新幹線全停車駅と在来線主要駅にさすまたと防刃ベスト、催涙スプレーを配備することなどを表明している。

「ライフ」のランキング