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群馬県安中市舞台の映画「ライズ&シャトル」制作、難病で亡くなった19歳モデルに

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群馬県安中市舞台の映画「ライズ&シャトル」制作、難病で亡くなった19歳モデルに

まち映画「ライズ&シャトル」の制作発表会。子どもキャストらにシンガー・ソングライターのEmiiさんが主題歌「Rise」を熱唱した=7日、安中市・新島学園高校(椎名高志撮影) まち映画「ライズ&シャトル」の制作発表会。子どもキャストらにシンガー・ソングライターのEmiiさんが主題歌「Rise」を熱唱した=7日、安中市・新島学園高校(椎名高志撮影)

 群馬県安中市を舞台にした市民参加型の映画「ライズ&シャトル」が15日からクランクインする。映画は、看護師を夢見ながら難病のため、19歳で他界した同市内の少女がモデル。撮影は、秋間梅林や碓氷峠の関所跡、めがね橋などすべて市内で行われる予定で、来年6月の公開を目指す。

 7日夜に行われた制作発表には、一般公募で選ばれた12人の子供キャストや、同市出身で県観光特使のシンガー・ソングライターのEmiiさんが参加。作品への意気込みを語った。

 制作は同市も加わった「安中まち映画『ライズ&シャトル』製作委員会」(佐藤英樹委員長)で、監督は多くの「まち映画」を手がける藤橋誠さん(43)。藤橋さんによると、まち映画とは「主な出演者に地域の子供たちを起用する」ことなどが要件とされているという。

 映画は、ソフトボールで五輪出場を夢見る小学6年の女児と、小学生の時にソフトボール選手で現在はバドミントンに熱中する女子高生の交流を軸に、廃校となる小学校でソフトのチームを結成しようと奮闘する姿を市内の四季折々の風景とともに描く。映画のタイトルはソフトボールの変化球、ライズボールとバドミントンの羽(シャトル)から命名した。

 女子高生のモデルとなったのは、難病のため昨年2月に亡くなった19歳の同市内の女性。高校卒業後、看護師になることを夢見ていたという。藤橋さんが昨年5月に前橋市で行ったまち映画上映会で女性の両親と知り合い、「娘の思いを映画にできないか」と相談されたことから実現した。

 出演する子供キャストは67人の応募者からオーディションで選んだ。小学5年生から高校3年生までで、1人を除いて素人ばかり。ほとんどは同市内在住か市内の学校に通っている。

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