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築地競り見学、トラブルの歴史 豊洲では見物客専用デッキ設ける

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築地競り見学、トラブルの歴史 豊洲では見物客専用デッキ設ける

 報道公開された冷凍マグロの競り場=14日午前5時58分、東京・築地市場(代表撮影)  報道公開された冷凍マグロの競り場=14日午前5時58分、東京・築地市場(代表撮影)

 首都の観光名所として賑わっていた築地市場(東京都中央区)のマグロ競り見学。築地市場だけでなく、日本の魚食文化を象徴する風景として外国人観光客にも親しまれてきたが、知名度上昇とともにトラブルもついて回った。

 国内外の多くの観光ガイドブックに掲載されたほか、海外の有名ブランドの幹部が愛してやまないと公言するなどしてきた築地市場。競り場に並ぶマグロは壮観で、飛び交う威勢の良い関係者の声を感じながら、間近で臨場感あふれる見学が可能になったのは、見物客を入れることを前提としていない、施設の古さにあった。

 しかし、利点は欠点でもある。見物客が多すぎて業者の業務に支障を来すこともしばしばで、売り物のマグロに触れてしまうこともあった。このため、見物客の人数制限や時間の変更、見学中止を余儀なくされることもあった。

 新たな東京の台所となる豊洲市場(江東区)では、築地市場でのトラブルも踏まえ、少し高い位置から競り場を見下ろす見物客用のデッキを設けた。また、築地市場では特に分けていなかったためにぎわいの元であり事故の原因ともなった、人用の通路と場内をかけめぐる運搬車「ターレ」などの通路を別にした。

 見物客にとって、豊洲市場は築地市場に比べて臨場感に劣る可能性もある。都の担当者は、「豊洲を食育の現場としても利用したい」としており、築地市場になかった付加価値をつけることを模索している。

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