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【介護と福祉のこれから】インターンで課題探り 「現場から学ぶ」

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【介護と福祉のこれから】
インターンで課題探り 「現場から学ぶ」

介護食を試食する受講者=8月29日、東京都練馬区の特別養護老人ホーム「育秀苑」(三尾郁恵撮影) 介護食を試食する受講者=8月29日、東京都練馬区の特別養護老人ホーム「育秀苑」(三尾郁恵撮影)

 人材不足が続く介護現場の魅力を発信する試み「これからの介護・福祉の仕事を考えるデザインスクール」で、現場の課題を洗い出し、解決策を考える取り組みが進んでいる。8月末からは、受講者が実際にデイサービスや特別養護老人ホームなどの介護現場を訪問。理想の生活と現実の介護現場との違いを体感した。来年3月に予定される発表会に向け、介護現場を魅力的に発信する方策が少しずつ形になりつつある。(道丸摩耶)

                   

 デザインスクールは、街づくり事業などを手がける「スタジオ・エル」(大阪府吹田市)が厚生労働省の補助を受けて全国8カ所で開講。つらい、給料が安いなど負のイメージが先行しがちな介護の仕事を魅力的にすることや、利用者がより快適なサービスを受けられることを目標に、新たなアイデアや製品の発信を行う計画だ。受講者は介護に携わる人だけでなく、デザイナーや主婦、行政関係者など幅広い。

 全国に先駆けて開講した関東エリアでは、8月末に東京、神奈川、埼玉、千葉の介護施設6カ所でインターンシップを実施。約50人がグループに分かれて現場を視察するとともに、介護従事者から現場の課題や工夫、理想とする介護のあり方などを聞き取った。

                   

 埼玉県熊谷市のデイサービス施設「ハッピーデイHawaii」には8月27日、受講者2人が訪問。同施設は利用者の身体機能回復のためトレーニングマシンを導入しており、受講者で横浜市職員の小宮翼さん(23)は「職場の研修で訪れた横浜市内の施設とは全然違う」と驚いた様子。2人は利用者と交流し、「離職する人を減らしたい」という施設側の希望をかなえる方策を今後の検討課題として持ち帰った。

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