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茨城国体の選手を「食」で支援 茨城県が献立レシピ集を作成

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茨城国体の選手を「食」で支援 茨城県が献立レシピ集を作成

 茨城県は、平成31年9~10月に行われる茨城国体と全国障害者スポーツ大会に向け、選手らのコンディションづくりに最適な献立レシピ集を作成した。スポーツ栄養学に基づいた献立で、県産食材や郷土料理も取り入れた。今後、県内の宿泊施設に情報を提供し、メニューづくりの参考にしてもらう。

 献立は栄養教諭や管理栄養士、県栄養士会のメンバーら9人からなるワーキングチームが作成。昨年7月から会議を重ね、7日分の朝食と夕食、計14食を考案した。12月には全品を試作、試食して出来栄えを確かめた。

 メニューは主食、主菜、副菜、汁物、果物、乳製品がセット。朝夕合わせて材料費は1200円ほど、約2千キロカロリーを目安とした。脂質は控えめに、タンパク質や炭水化物、ビタミンなどをしっかり摂取でき、栄養バランスは抜群だ。

 献立のこだわりについて、県国体・障害者スポーツ大会局の担当者は「なるべく県産品を使うようにした。また、食材や調理法が重複しないよう、調整するのに時間がかかった」と話す。

 特産品のレンコンを練り込んだハンバーグや、常陸牛を使ったちらし寿司、奥久慈卵のオムレツなど県産品を豊富に取り入れ、和洋中のバランスも取れた献立になっている。大会期間の9~10月に旬を迎える食材を使い、季節感も大切にした。

 レシピは現在、県のホームページ上に「標準献立レシピ集」として公開されている。部活動などに励む子供がいる家庭や、スポーツを楽しむ県民に広く活用してほしいとの狙いがある。また、県ではより詳しい栄養価なども掲載されたカラー冊子も作成中で、今後、県内の宿泊施設に配布する。

 同局の担当者は「どの料理もおいしかった。競技によって必要なエネルギーや量も違うと思うが、参考にしてほしい」としている。(水戸支局 上村茉由)

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