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作業員にプルトニウム付着 あごに5ベクレル、健康影響なし 茨城の原子力機構施設

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作業員にプルトニウム付着 あごに5ベクレル、健康影響なし 茨城の原子力機構施設

 日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)で6日、作業員1人にプルトニウムが付着する汚染事故があったことが23日、分かった。汚染検査でプルトニウムが作業員のあごから5ベクレル、作業着のひざから33ベクレルそれぞれ検出された。すでに除染し、健康に影響はないという。内部被曝(ひばく)もなかったとしている。

 機構をめぐっては、昨年6月にも大洗研究所(茨城県大洗町、旧大洗研究開発センター)でも作業員5人が内部被曝した事故が発生している。

 事故があったのは、研究炉などで使うウランとプルトニウムの混合酸化物(MOX)燃料を製造していた「プルトニウム燃料第二開発室」の作業室。作業員は放射性物質を密閉された状態で取り扱う「グローブボックス」と呼ばれる設備を使って作業した。

 その後の調査で、グローブボックスに腕を差し入れるゴム部分に小さな穴を確認、ここから内部のプルトニウムが飛散したという。グローブボックス前の床面では42ベクレルのプルトニウムが検出された。

 作業終了後の検査で1人の汚染を確認。作業室では他に数人が作業していたが、汚染はなかった。

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