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【夏の甲子園】秋田県勢、103年ぶりの決勝へ 「おらが町の誇り」

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秋田県勢、103年ぶりの決勝へ 「おらが町の誇り」

秋田市中心部の商業施設で行われたパブリックビューイングで、金足農の決勝進出に大喜びする市民ら=20日午後、秋田市 秋田市中心部の商業施設で行われたパブリックビューイングで、金足農の決勝進出に大喜びする市民ら=20日午後、秋田市

 かつて甲子園準決勝で桑田真澄投手、清原和博内野手の「KKコンビ」を擁するPL学園(大阪)をあと一歩のところまで追い詰め、「雑草軍団」の名を知らしめた金足農。一塁側アルプス席にはこの日も《雑草軍団》と書かれたTシャツ姿の応援団約千人が詰めかけ、声援で後押しした。

 「有名校に阻まれながらも泥くさく頑張る姿は、おらが町の誇り」。商店経営の藤原正三さん(66)は目を潤ませた。34年前にPLに敗れたときの主将、長谷川寿さん(51)は「当時を鮮明に思い出す」。桑田投手と投げ合った水沢博文さん(52)も「34年前の借りを返してくれた」と喜んだ。

 準決勝進出を決めた18日には、学校の畜舎で野球部員も飼育に関わる母豚が9匹の子豚を産んだ“吉報”も舞い込んだ。「この子たちは何かをもってますよ」。渡辺勉校長は興奮気味に話した。

 この日もエースの吉田輝星がマウンドを1人で守り切った。「守備も調子が良く、安心して投げられているのだろう。何とか抑えてくれた」。吉田の母、まゆみさん(41)はほっとした表情をみせた。

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