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平成最後の戦没者追悼式、天皇、皇后両陛下ご臨席

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平成最後の戦没者追悼式、天皇、皇后両陛下ご臨席

全国戦没者追悼式で黙祷される天皇、皇后両陛下=15日午後、東京都千代田区の日本武道館(斎藤良雄撮影) 全国戦没者追悼式で黙祷される天皇、皇后両陛下=15日午後、東京都千代田区の日本武道館(斎藤良雄撮影)

 73回目の終戦の日を迎えた15日、平成では最後となる政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京都千代田区)で開かれた。天皇、皇后両陛下のご臨席のもと、追悼式には安倍晋三首相や全国各地の遺族ら約6千人(付き添い含む)が参列し、戦争の犠牲となった軍人・軍属約230万人、一般国民約80万人の計約310万人の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。

 式典では、安倍首相が「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。歴史と謙虚に向き合い、どのような世にあっても、この決然たる誓いを貫いて参ります」と式辞を述べた。その後、参列者らが起立し、正午の時報を合図に1分間黙祷した。

 来年4月末の譲位を控え、最後の式典臨席となった天皇陛下は「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」との表現を新たに加えた上で、この3年と同様、「深い反省」との言葉を用い「全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べられた。

 父が太平洋のテニアン島で戦死した鈴木喜美男さん(75)=宮城県石巻市=が遺族代表として出席し、「遺族にとって忘れることができない日を迎えた。英霊の無念、苦しみを想う時、尽きることのない悲痛な想いが胸にこみ上げてまいります」と追悼の辞を読み上げた。

 厚生労働省によると、今年の参列予定遺族は2歳から102歳までの5457人。また、全国各地でも追悼式が開かれ、約3万7千人の参列が見込まれている。

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