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【解答乱麻】鎮魂の夏、心に刻む 参院議員・山谷えり子

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【解答乱麻】
鎮魂の夏、心に刻む 参院議員・山谷えり子

 鎮魂の夏である。お盆、灯籠流し、終戦の日…彼岸と此岸を往(い)き来して、普段よりさらに強く亡き人々の魂を体に感じながら暮らしている。

 酷暑の中、西日本豪雨から1カ月が過ぎた。悲しみとともに、被災者支援態勢の強化、復旧復興を進めているが、ボランティアの方々も延べ10万人もが現地入りして働いてくださっている。感謝いっぱいである。

 私は4年前から1年余り国家公安委員長、防災担当大臣の任にあり、自衛隊、警察、消防、ボランティアの皆さまとともに広島の土砂災害、鬼怒川の堤防決壊、御嶽山、口永良部島の噴火、長野の地震、四国の豪雪対応に当たった。日本はさまざまな災害に遭いやすい国である。

 防災、減災に世界で最も取り組んでいるが、それでも自然災害の激甚化、局地化、頻発化はすさまじい。そんな中、ことにここ数年、自助、共助、公助の連携のレベルが上がってきている。

 今回の西日本豪雨では最初の1週間は地元の中・高校生が泥のかき出し、家屋の片付けに奮闘してくれた。その後は全国から青壮年が入り、どれほど人々、高齢者の心を希望の方向へと向けてくれたことだろう。高度な専門の実力集団である自衛隊、警察、消防の方々とそれぞれ持ち味を発揮して復旧に当たる姿には日本の底力を感じる。

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