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若いうちから妊娠・出産の知識を…「プレコンセプションケア」 妊娠前からの健康意識が大切

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若いうちから妊娠・出産の知識を…「プレコンセプションケア」 妊娠前からの健康意識が大切

荒田尚子・母性内科診療部長 荒田尚子・母性内科診療部長

 日本の少子化に歯止めがかからない中で、「プレコンセプションケア」という考え方が注目されている。早い段階から妊娠・出産の知識を持ち、自分の体への健康意識を高めて、ライフプランを考えることを推奨するものだ。妊娠はまだ先と考えている若い世代への普及も急がれている。(加藤聖子)

「妊活」とは違う?

 東京都世田谷区の国立成育医療研究センターは、平成27年に日本で初めて「プレコンセプションケアセンター」を設立。不妊治療中の人や、これから子供を考えたいという人、また、20歳前後の若い女性でも「母に勧められて」と、さまざまな人が受診に訪れている。

 プレコンセプションケアとは、プレ=「前」、コンセプション=「受胎する」で、「妊娠する前の段階から自身の健康をケアすること」を意味する。では、「妊活」とはどう違うのか。同院周産期・母性診療センターの荒田尚子・母性内科診療部長はこう説明する。「妊活が早期の妊娠を目指して生活改善や不妊治療などを行うのに対し、プレコンセプションケアはもっと広い範囲をカバーする。今すぐでなくても将来の妊娠に備えて健康を維持し、妊娠や出産の正しい知識を持っておくことなどを含んでいる」

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