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【ゆうゆうLife】向き合って 医師・エッセイスト 川村隆枝さん(69) 映画登場人物モデルの夫 復帰信じ二人三脚の闘病

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向き合って 医師・エッセイスト 川村隆枝さん(69) 映画登場人物モデルの夫 復帰信じ二人三脚の闘病

川村隆枝さん(酒巻俊介撮影) 川村隆枝さん(酒巻俊介撮影)

 仙台市の仙台医療センター麻酔科部長の川村隆枝さんは、東日本大震災後の宮城県で前向きに生きる人々を描いた映画「救いたい」の原作者で、主人公は川村さん自身がモデルとなった。産婦人科医の夫、圭一さん(70)も作品の主要な登場人物のモデルだが、映画のクランクイン直前に脳出血で倒れた。夫婦は圭一さんの復帰を信じて二人三脚で闘病生活を送っている。(聞き手 櫛田寿宏)

 夫が倒れたのは、映画の公開の前年、平成25年でした。会合の帰り、知人に自動車で送ってもらい自宅兼診療所に着いたとき倒れました。右の視床出血に加え、左の脳梗塞もあり、重症化してしまいました。

 搬送された盛岡市の岩手医大付属病院から電話があり、夫が倒れたことを知らされました。呼吸はしており、意識は、言っていることは分かる程度とのこと。呼吸と循環が維持され意識があれば、まあ、大丈夫かなと考えました。これから集中治療室(ICU)に運ぶというので、私は仕事を全てキャンセルして盛岡に向かいました。

 左の手足がまひし、軽度の高次機能障害が残りました。一見普通に見えますが、注意散漫になったり、相手のことを思いやることができなくなったり、笑うことがなくなったりします。

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