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【火星大接近】赤い惑星の「天体ショー」 見どころは模様の変化

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【火星大接近】
赤い惑星の「天体ショー」 見どころは模様の変化

 15年ぶりに大接近している火星の見どころは表面の多彩な模様だ。望遠鏡で同じ時刻に観察すると、日々の変化が楽しめる。夏休み中の子供たちや天文ファンにとって、格好の「天体ショー」となりそうだ。

 火星は地球のすぐ外側を公転する惑星。直径は地球の約半分で、重さは十分の一ほど。表面は赤さびを多く含む岩石で覆われ、赤く見えるのが特徴だ。

 望遠鏡で観察すると、黒い巨大な地形や、南極の二酸化炭素が凍ってできた白い「極冠」などが見える。

 ただ、火星では最近、砂嵐が続いており、よく見えない可能性もある。少し収まったようだが、兵庫県立大の西はりま天文台が16日に撮影した写真では、模様はわずかに確認できる程度だ。

 火星はすでに、大接近のピークを迎える31日とほぼ同じ明るさになっている。肉眼では点にしか見えないが、夜空では月に次いで明るい。同日午後9時ごろには南東に火星、南に土星、南西には木星が並び、明るい惑星の競演が楽しめる。

 来月にかけて各地で観測会が開かれるほか、ネットでは国立天文台や、惑星に詳しい寺薗淳也会津大准教授の特設サイトなどに関連情報が紹介されている。

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