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【火星大接近】各国が探査ラッシュ 生命の証拠探し競う

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【火星大接近】
各国が探査ラッシュ 生命の証拠探し競う

 15年ぶりに大接近する火星では現在、過去最多となる8機の探査機が活動している。今後も各国が続々と送り込む計画で、探査ラッシュが続きそうだ。

 最大の狙いは生命の証拠探しだ。火星にはかつて水が豊富にあったとされ、生命が過去にいたか、現在も存在する可能性がある。

 欧州とロシアは共同で進める「エクソマーズ」計画の探査機が周回中で、生物が出すメタンガスを探す。2020年には探査車を打ち上げ、生命の手掛かりとなる有機物や水を調べる。

 米国は大型探査車「キュリオシティー」で生命探しを続ける一方、後継機「マーズ2020」を20年に打ち上げる。地球以外で初めてヘリコプターを飛行させ上空からの探査にも挑む。

 日本は火星の衛星に着陸する独創的な「MMX」計画を検討中だ。衛星の物質を地球に持ち帰ってその起源を調べることで、生命の材料が宇宙から地球に届いたとする仮説の検証につなげる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が6年後の打ち上げを目指す。

 米国は初の地下専門の探査機「インサイト」も5月に打ち上げた。火星で地震が起きているかなどを調べ、火星の内部構造や成り立ちの解明を目指す。

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