産経ニュース

【浅利慶太さん死去】鹿賀丈史さん「日本の演劇界、演劇を目指す人間を増やした」

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【浅利慶太さん死去】
鹿賀丈史さん「日本の演劇界、演劇を目指す人間を増やした」

 元劇団四季所属で、俳優の鹿賀丈史(かが・たけし)さん(67)は18日、恩師でもある浅利慶太さんの訃報に際して都内で会見を開き、「厳しかったが、その奥にある優しさやユーモアなどがとてもある方だった。だからみんなついていったのだと思う」と悼んだ。

 鹿賀さんは劇団四季のミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」(当時は「イエス・キリスト=スーパースター」)で主役デビュー。デビューに当たり、金沢市出身のため、「加賀」から連想して「鹿賀」の名を浅利さんがつけてくれたという。「鹿の字は、鹿のように俊敏で澄んだ目をしていろ、という思いでつけてくださった」という。同作品は、「大作で、音楽性の高いミュージカルだったものですから、LPレコードをすり減るほど一緒に聴いて勉強した」と明かす。

 平成12年に、東京・銀座で食事をしていた際に、浅利さんに出会った。鹿賀さんが「マクベス」で主演する直前で、「『マクベスやるんだって?』と、できるのかな、という感じで声をかけられて、会話をした」という。その直後に「この間は酒を飲んでいて、きついことも言ったけど、ごめん」などとしたためられた手紙をもらったといい、「四季を辞めてずいぶん時間はたったけど、心に留めてくださったのかなと思って、感謝した」と目頭を押さえた。結果的に、このときの出会いが、最後になったという。

続きを読む

「ライフ」のランキング