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【直木賞・一問一答】「待った18年間、ほっとした」 島本理生さん

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【直木賞・一問一答】
「待った18年間、ほっとした」 島本理生さん

「ファーストラヴ」で直木賞を受賞した島本理生さん=18日午後、東京都千代田区の帝国ホテル(桐山弘太撮影) 「ファーストラヴ」で直木賞を受賞した島本理生さん=18日午後、東京都千代田区の帝国ホテル(桐山弘太撮影)

 直木賞に選ばれた島本理生さんは白いシャツにベージュのロングスカート姿で会見に臨んだ。

 「正直ほっとしました。デビュー18年目。芥川賞候補に4回、直木賞に2回、おりにふれて待った18年間、ほっとしたのが実感」

 --友人や家族からお祝いは

 「作家の友人、学生時代の友人から“おめでとう”と、みんな喜んでくれました。夫(作家の佐藤友哉さん)にも連絡したら、“おめでとう”のあとに、息子に“ママ1等賞になったよ”と話しかけていた。飲み歩いてきてもいいからねと、言ってくれました」

 --小学生の子供がいるなかでの執筆は大変では

 「精力的に書き続けられるのは、夫のおかげ。息子の面倒を見てくれるし。子供が生まれてから、視野が広がった。以前は自分1人のために書いているところがあったが、家族を支えるといったら何だが、そういうところは意識するようになった」

 --法廷の場面など、初めて挑戦するシーンも多かった

 「書き続ける中で、少しずつ手応えを感じるようになった。担当(編集者)の方が地方裁判所に朝から通うのにつきあい、内容も見てくださった。そのなかで成長できた」

 --今後は

 「受賞が決まったばかりで見えていないが、今まで書いてきたテーマを突き詰めて、深めていければ」

 --デビュー当時の自分になんと声をかけるか

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