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【第30回世界文化賞】日枝久・日本美術協会会長がロンドンの王立芸術院で受賞者発表会見

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【第30回世界文化賞】
日枝久・日本美術協会会長がロンドンの王立芸術院で受賞者発表会見

第30回「高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者発表会見に臨む日本美術協会の日枝久会長(左から2人目)とシェイクスピア・スクールズ財団のルース・ブロック代表(同3人目)=11日、英ロンドン(富岡秀次撮影) 第30回「高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者発表会見に臨む日本美術協会の日枝久会長(左から2人目)とシェイクスピア・スクールズ財団のルース・ブロック代表(同3人目)=11日、英ロンドン(富岡秀次撮影)

 ロンドンの王立芸術院で11日に行われた第30回高松宮殿下記念世界文化賞の受賞者発表会見には、美術関係者や記者や約100人が出席し、海外メディアの関心を集めた。

 会見では、主催者を代表して日本美術協会の日枝久会長が同協会総裁の常陸宮殿下の「記念すべき第30回受賞者発表にあたり、お祝い申し上げ、世界の人々の平和と協調に寄与することを心から願います」とのお言葉を代読。さらに「芸術は世界の共通言語」として、「国境、人種、言葉の壁を越えて、世界の人々の心を豊かにし、一つにすることができる芸術の偉大な力と芸術家に感謝と称賛の言葉を捧げていきたい」とあいさつした。

 会見では、国際顧問のオックスフォード大学名誉総長のクリストファー・パッテン氏が、英国の文化教育団体「シェイクスピア・スクールズ財団」(SSF)が第22回若手芸術家奨励制度の対象団体に選ばれたと発表。SSFの生徒13人が「ジュリアス・シーザー」の一場面を演じると、会場から温かな拍手が送られた。同団体は、世界最大の若手演劇祭「シェイクスピア・スクールズ・フェスティヴァル」の開催を通じて、若者に自信と自尊心を持たせ、成長を手助けしたことを高く評価された。

 日枝会長は同財団代表、ルース・ブロックさんに表彰状と奨励金500万円を贈呈。ブロック代表は、「時代、国籍を超えたシェイクスピア演劇祭を末永く続けていきたい」と受賞の喜びを語った。(ロンドン 岡部伸)

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