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学童疎開船「対馬丸」写真展 7日から茨城・龍ケ崎市で

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学童疎開船「対馬丸」写真展 7日から茨城・龍ケ崎市で

米潜水艦に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の写真展で展示される子供たちの遺影などの資料=6日午後、茨城県龍ケ崎市馴馬町 米潜水艦に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の写真展で展示される子供たちの遺影などの資料=6日午後、茨城県龍ケ崎市馴馬町

 先の大戦中、米潜水艦に撃沈され、多くの子供たちが犠牲になった学童疎開船「対馬丸」。その貴重な資料を展示する写真展「対馬丸-沖縄戦学童疎開中に沈められた船-」が7日から茨城県龍ケ崎市馴馬(なれうま)町の市歴史民俗資料館で開催される。市は戦争がもたらす悲惨さを改めて見つめ、平和への思いを新たにする機会としたい考えだ。

 対馬丸は昭和19年8月22日夜、沖縄県から長崎県へ向かう途中、鹿児島県・トカラ列島の悪石島(あくせきじま)沖で、米潜水艦ボーフィン号の魚雷攻撃を受け沈没した。

 対馬丸記念館(那覇市)によると、国民学校の学童や教員ら約1800人が疎開などのために乗船しており、名前が確認されている犠牲者数は約1500人に上るという。対馬丸の船体は平成9年12月、沈没から53年ぶりに水深約870メートルの海底で発見された。

 写真展では、沈没に至る経緯が分かる資料や沈没前の対馬丸の船体写真、学童や教員ら約300人分の遺影などが展示される。会場には、平和への祈りを込めた折り鶴を作れるスペースも設置される。龍ケ崎市の中学生12人が8月に平和学習のため対馬丸記念館などを見学する予定で、写真展で作られた折り鶴を訪問先に持参するという。

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