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東海第2原発「合格」 原子力規制委員会

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東海第2原発「合格」 原子力規制委員会

東海第2原発の再稼働に関する審査を行う原子力規制委員会(奥)の会合=4日午前、東京都港区 東海第2原発の再稼働に関する審査を行う原子力規制委員会(奥)の会合=4日午前、東京都港区

 原子力規制委員会は4日午前、定例会合を開き、日本原子力発電が再稼働を目指す東海第2原発(茨城県)が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。事実上の合格で、東日本大震災で被災した原発では初めて。事故を起こした東京電力福島第1原発(福島県)と同じ沸騰水型(BWR)では東電柏崎刈羽原発6、7号機に次いで2例目で、合格は8原発15基となる。

 今後、意見公募を経て正式に合格が決定する。ただ、東海第2は11月下旬に40年の運転期限を迎えるため、期限までにさらに工事計画と運転延長の2つの認可が必要。再稼働に必要な地元同意では、全国の原発で初めて立地自治体以外にも対象を広げており、難航も予想される。また、30キロ圏内には約96万人が居住しており、避難計画の策定も課題となっている。

 原電は平成26年5月に規制委に安全審査を申請。審査の過程で耐震設計の目安となる基準地震動は当初の901ガルから1009ガルに引き上げられ、津波対策は盛り土から鉄筋コンクリートの防潮壁に変更された。難燃化されていないケーブルの対策では、当初の防火塗料ではなく、難燃ケーブルへの取り換えと防火シートによる対応が決まった。

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