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【藤本欣也の中国探訪】習近平国家主席が視察先に選んだのは…日清戦争博物館だった 大敗した「国恥」の歴史から何を学ぶ?

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【藤本欣也の中国探訪】
習近平国家主席が視察先に選んだのは…日清戦争博物館だった 大敗した「国恥」の歴史から何を学ぶ?

清・北洋艦隊の旗艦「定遠」を復元した船=中国・威海市(藤本欣也撮影) 清・北洋艦隊の旗艦「定遠」を復元した船=中国・威海市(藤本欣也撮影)

 中国の山東半島は黄海の出入り口に位置し、対岸の朝鮮半島に突き出た歴史的な要衝だ。中国共産党中央軍事委員会主席を務める習近平国家主席が6月12日、山東半島のとある博物館を視察した。「訪れたいとずっと思っていた」と言わしめたその博物館とは、「甲午戦争」つまり日清戦争(1894~95年)に関する博物館だった。中国人民解放軍の最高司令官が「国恥」の場所を訪れた理由とは何か、探訪した。

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 山東省威海市は日清戦争当時、威海衛と呼ばれ、清朝の誇る北洋艦隊の基地があったことで知られる。

 1894年7月、朝鮮半島をめぐる対立から日清戦争が勃発すると、日本軍は黄海海戦の勝利を経て11月に旅順を占領。95年1月には威海衛攻略戦に乗り出した。北洋艦隊は東洋一の巨艦とうたわれた戦艦「定遠」の30・5センチ砲などで応戦したが、日本軍は2月中旬までに威海衛と湾内の劉公島を制圧。定遠は大破し北洋艦隊提督の丁汝昌が自決、艦隊は壊滅した。

 「教えを受けるために、ここを訪れたいとずっと思っていた」

 視察の際に習氏がこう述懐したと中国メディアが伝えたのが、威海市の劉公島にある「中国甲午戦争博物館」だ。

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