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【編集者のおすすめ】『アメリカ人だから言えた 戦後日本教育の不都合な真実』 日本人が国益損なう行動に走る理由

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【編集者のおすすめ】
『アメリカ人だから言えた 戦後日本教育の不都合な真実』 日本人が国益損なう行動に走る理由

『アメリカ人だから言えた 戦後日本教育の不都合な真実』 『アメリカ人だから言えた 戦後日本教育の不都合な真実』

 米・トランプ大統領、露・プーチン大統領、中国・習近平国家主席、北朝鮮・金正恩(キムジョンウン)国務委員長など、強力なトップリーダーたちに国際情勢が翻弄されるなか、日本の国会は安倍晋三首相をめぐるスキャンダルの追及で機能不全状態に陥っている。

 なぜ、日本人は国益を損ねるような行動に走るのか。その原因は、GHQによる戦後統治政策「WGIP」と、それを悪用したリベラル勢力によってゆがめられた学校教育の構造的問題にある。日本在住40年のアメリカ人弁護士が、日本人が本来の強さを取り戻すための方法を熱く語る。GHQと日教組の「洗脳」で隠された、中国人・韓国人が嫉妬する日本人の「本当の強さ」とは。

 40万部を突破し、2017年度新書売り上げナンバーワンに輝いた同じ著者の『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』は、一部メディアから「ヘイト本」ではないかとの批判を集めた。たしかに、同書のキャッチコピーなどを見ると、一見過激なことが書かれているかのように見える。しかし、それをもってケント・ギルバート氏自身を「ネトウヨ」「ヘイトスピーカー」などとする意見は偏った見方にすぎないのではないか。

 膨大な資料の中から、弁護士ならではのロジカルな視点で歴史論争の陰に隠れた真実を丹念にひもといていく真摯(しんし)な姿勢は、本書を一読いただければ一目瞭然である。本書は日本人論であると同時に、「ものの見方」を養うための絶好のテキストでもある。(ケント・ギルバート著/イースト・プレス・861円+税)(イースト・プレス書籍4部 畑祐介)

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