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【教育動向】入試で「主体性」をどう評価する?

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【教育動向】
入試で「主体性」をどう評価する?

 高大接続改革の一環としての大学入学者選抜改革では、2021年1月から大学入試センター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」と、各大学の個別入試を通して、「学力の3要素」(〈1〉知識・技能〈2〉思考力・判断力・表現力〈3〉主体性・多様性・協働性)を多面的・総合的に評価して入学者を選抜することを求めています。

 しかし、個別入試で測られる主体性・多様性・協働性、とりわけ「主体性」をどう捉え、評価するかは、難しい課題のようです。

文科省委託のポータルサイトも開設

 主体性・多様性・協働性を評価するには、高校の調査書や推薦書を今以上に詳しくする他、高校時代の活動報告書や各種大会・表彰などの記録、エッセイ、入学希望理由書・学修計画書といった書類を提出させたり、面接・ディベート・集団討論・プレゼンテーションを課したりするなど、さまざまな方法を考えなければなりません。

 しかし、こうした提出書類の増加は、作成する受験生や高校側の負担はもとより、評価する大学側にとっても、煩雑な作業が必要になります。

 そうしたなか、関西学院大学を代表とする8大学のコンソーシアム(共同事業体)は、文部科学省の委託事業(2016~18年度)の一環として、主体性などを評価するための高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」を開設しました。

 高校生が1年生の時から学校内外の活動を記録でき、高校教員も生徒の振り返りを確認できるとともに、大学も出願者のデータとして利用できるものです。5月18日の段階で、全国の国公私立87大学が参加を表明。既に約4,000件のログインがあると言います。

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