産経ニュース

出生数、2年連続100万人割れ 未婚化進む

ライフ ライフ

記事詳細

更新


出生数、2年連続100万人割れ 未婚化進む

 政府は19日午前の閣議で平成30年版少子化社会対策白書を決定した。29年に生まれた子供の数(出生数)は2年連続で100万人を割り込み、明治32年の統計開始以降最少の94万6060人だった。晩婚化、晩産化の進行は鈍化しているものの、男女とも未婚化が進んでいるとのデータもみられた。

 平成28年の平均初婚年齢は男性31・1歳、女性29・4歳と前年から横ばい。昭和60年に26・7歳だった第1子出産時の母親の平均年齢は30・7歳で、前年と同じだった。

 平成22年の調査で男性20・1%、女性10・6%だった50歳時の未婚割合は、27年調査で男性23・4%、女性14・1%に上昇した。35-39歳の年代では男性35・0%、女性23・9%が未婚だった。独身でいる理由は男女とも「適当な相手にめぐり会わない」が最多だった。

 女性が生涯に産む子供の推定人数を示す「合計特殊出生率」は29年は前年比0・01ポイント減の1・43だった。白書では、29年時点で1億2671万人いる日本の人口は、35年後には1億人を割り込む9924万人に、47年後には8808万人になると試算している。少子化克服の手本とされるフランスでは、3人以上の子供がいる世帯への優遇策を実施していることなども紹介している。

「ライフ」のランキング