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【ニュースの深層】働き方改革に「モリ・カケ」持ち出す野党戦術 18連休して「質問時間が足りない」とはどういうことか?

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【ニュースの深層】
働き方改革に「モリ・カケ」持ち出す野党戦術 18連休して「質問時間が足りない」とはどういうことか?

衆院厚生労働委員会で働き方改革関連法案の採決を阻止しようと高鳥修一委員長(中央)に詰め寄る野党議員ら=5月25日、衆院第16委員室(春名中撮影) 衆院厚生労働委員会で働き方改革関連法案の採決を阻止しようと高鳥修一委員長(中央)に詰め寄る野党議員ら=5月25日、衆院第16委員室(春名中撮影)

 安倍晋三政権が今国会の最重要課題と位置付ける働き方改革関連法案の成立が大詰めを迎えている。野党の激しい抵抗の中、衆院では5月31日に賛成多数で可決した。法案の議論の前提となる労働時間のデータを間違えるという政府のチョンボは非難されなければならないが、野党側の議論は的を射たものとは言い難い。働き方改革とは関係ない案件で衆院厚労委の審議を拒否し続けた野党側が「質問時間が足りない」と抵抗するのはお門違いに映る。(社会部 天野健作)

■委員長の“特殊ネクタイ”

 採決を強行した5月25日夕の衆院厚労委。高鳥修一委員長(自民)が質疑の終局を宣言すると、野党の一部議員は委員長席になだれ込んだが、周囲を囲んで「ダメ!ダメ!」などと叫ぶ。プラカードを持ち込んだりせず、互いの体に触れないように振る舞う野党側の抵抗は予想に反して? 控えめに見えた。

 高鳥委員長は、ネクタイを引っ張られてもいいようにと、結び目の部分と柄の部分がゴムで分離するような特殊なネクタイを着けて臨んだというが、杞憂(きゆう)に終わった。結局、自民、公明の与党と日本維新の会などの賛成多数で可決された。

 立憲民主など主な野党は5月8日まで、財務事務次官のセクハラ問題や、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などをめぐり国会審議を拒否していた。

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