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【映画深層】「36.8℃」高校生らが支える兵庫・加古川発のご当地映画の魅力

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【映画深層】
「36.8℃」高校生らが支える兵庫・加古川発のご当地映画の魅力

映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」の一場面 (C)映画24区 映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」の一場面 (C)映画24区

 ご当地映画は数々あれど、兵庫県加古川市を舞台にした「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」はちょっと趣を異にする。観光客の誘致や産業振興より、映画制作を通じて地元の若者に刺激を与えることが一番の狙いなのだ。成功裏に終了した加古川での劇場公開を受け、これから東京をはじめ全国で展開していくが、作品作りに尽力した高校生たちも楽しみにしているという。

遠慮がち

 この作品は、俳優の育成や映画を活用した地域活性化事業を手がける「映画24区」(東京都渋谷区)が企画する「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズの第1弾として作られた。「地域」「食」「高校生」をキーワードにした青春映画制作プロジェクトだ。

 脚本、監督に「幸福(しあわせ)のスイッチ」(平成18年)の安田真奈(やすだ・まな)監督(47)を迎え、シナリオ構想段階から加古川市民が積極的に関わっているのが特徴だ。

 「今までの多くのご当地映画は、映画会社がロケ場所や助成金を引き出すための手段としてやっている部分があった。それにどこの自治体も人口を増やすために外からの移住を働きかけていて、地元の人が育っているか疑問がある。そういう外向きの動きではなく、まず中にいる人たちに向けたことをやるべきじゃないかというメッセージとして、このシリーズを始めようと思ったんです」と映画24区代表の三谷一夫(みたに・かずお)さんは説明する。

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