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国道293号のアートツアー、人気です 栃木 沿線の美術館を巡る

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国道293号のアートツアー、人気です 栃木 沿線の美術館を巡る

第1回のアートツアーでは鹿沼市の彫刻屋台がテーマとなった=同市銀座の彫刻屋台展示館(R293文化活動推進協議会提供) 第1回のアートツアーでは鹿沼市の彫刻屋台がテーマとなった=同市銀座の彫刻屋台展示館(R293文化活動推進協議会提供)

 栃木県内を縦断する国道293号沿線の市町を結び、アートツアーで地域活性化を図る「R293文化活動推進協議会」の活動に注目が集まっている。沿線市町の特色のある美術館を線で結び、広域的な観光ルートを作ろうと結成。美術館巡りをメインに自然や特産物を楽しんでもらう「アートツアー」を企画し、人気を呼んでいる。(松沢真美)

 同協議会は昨年10月に発足。文星芸術大地域連携センターの長島重夫センター長の呼びかけに鹿沼市、さくら市が賛同し、今年3月には鹿沼市の彫刻屋台、さくら市の雛めぐりなどのツアーを実施した。今年度は那珂川町、栃木市が加わる。今後は足利、佐野、宇都宮の各市にも呼びかけ、沿線の7市町全てを交えた取り組みを目指す。

 同協議会のメインの活動となる「アートツアー」では、旅行会社の実施で3月に開催したところ、定員40人に対し、10倍の400人の申し込みがあった。

 首都圏から誘客し、県の魅力を存分に知ってもらい、観光だけでなく移住促進にもつなげたい考えだ。参加者アンケートでは「良かった」「まあ良かった」との回答で100%を占め、移住についても、34%が「興味がある」と回答した。

 今年度は、「アートツアー」を8、10月の2回開催する予定。さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館(同市氏家)や那珂川馬頭広重美術館(同町馬頭)を訪れ、同大教授によるアート講話も開くほか、季節に合わせて鮎のやな漁、ブドウ狩りなども盛り込む。

 長島センター長は「国道293号に着目した取り組みは初めてだが、ツアーを実施して手応えを感じた。沿線全市町で取り組み、地方創生につなげたい」と話している。

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