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アホウドリのひな、3年連続で誕生 小笠原・聟島

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アホウドリのひな、3年連続で誕生 小笠原・聟島

巣立ち間際まで成長したアホウドリのひな=6日、小笠原諸島・聟島(東京都小笠原支庁提供) 巣立ち間際まで成長したアホウドリのひな=6日、小笠原諸島・聟島(東京都小笠原支庁提供)

 山階鳥類研究所(千葉県)などは29日、国の特別天然記念物アホウドリの繁殖地にしようと計画している小笠原諸島・聟島でひな1羽が誕生し、巣立ったと発表した。聟島でのひな誕生は、平成28年に初めて確認されて以降3年連続。

 同研究所によると、今年2月の調査で雌雄不明のひなが見つかり、5月6日には巣立ち間際まで成長しているのが確認された。同16日の現地調査で姿が見えず、巣立ったと判断した。

 小笠原諸島には戦前まで数万羽が生息していたが、乱獲で1930年代に絶滅。残った繁殖地の伊豆諸島・鳥島は噴火の恐れがあり、同研究所などは平成20年以降、鳥島のひな70羽を聟島に移して人工飼育した。今回誕生したひなの親鳥は、人工飼育で巣立った雄と別の場所から飛来した野生の雌という。

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