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夜間のブルーライトが皮膚細胞の体内時計に与える影響を解明

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夜間のブルーライトが皮膚細胞の体内時計に与える影響を解明

 米国の化粧品メーカー、エスティローダーの日本法人のELGC(東京都千代田区)は、同社が運営するエスティーローダー研究所が5月、ブルーライトに夜間照らされることで皮膚細胞の体内時計をつかさどる遺伝子群の発現低下との関連について新たな知見を得たことを発表した。

 皮膚細胞はブルーライトに極めて感受性が高いこと、ブルーライトは時計遺伝子へ影響を与えて皮膚細胞が夜のサイクルに入るのを妨げることが判明。加えて、ブルーライト照射後の数時間、細胞への悪影響は長時間続くことも明らかになった。細胞の遺伝子活性が低下すれば、皮膚細胞は本来の体内時計を失い、夜間の修復作用や再生作用のサイクルを開始できなくなり、その結果、活性酸素などの独立した分子の生成が2倍以上に増加。細胞周期の喪失と独立した分子の増加によりDNAの損傷50%増加することが示された。

 エスティローダーは、5月16~19日に米国フロリダ州オーランドで開催される国際皮膚科学会議(IID)で今回の研究成果を発表した。

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