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生死分ける最初の数分 身近で人が倒れたら、ひるまず救命措置を

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生死分ける最初の数分 身近で人が倒れたら、ひるまず救命措置を

国内で使われている自動体外式除細動器(AED) 国内で使われている自動体外式除細動器(AED)

 大相撲巡業で地元市長があいさつ中に倒れた出来事では、土俵に上がってすぐに救命措置を始めた女性の対応も注目された。身近で人が倒れたらどうしたらいいのか。止まりかけた心臓に電気ショックを与える自動体外式除細動器(AED)の使い方などを、日本AED財団理事の武田聡東京慈恵会医大教授(救急医学)に聞いた。

 ◆救急車着く前に

 --そばにいる人の処置がなぜ求められるのか

 救急車を待っていては間に合わないからだ。心停止後の救命率は1分間に10%ずつ下がり、5分後には50%。一方で、通報から救急車到着までの平均時間は約8分だ。最初の数分の行動が、生死を分ける。

 --人が倒れたとき、まず何をしたらいいのか

 肩をたたき、大きな声で呼び掛ける。返事、反応がなければすぐ119番通報する。そしてAEDを探してもらい、その間に呼吸を確認する。「呼吸がない」「正常ではない」「呼吸があるかどうか分からない」といういずれの場合も、直ちに「胸骨圧迫(心臓マッサージ)」を始める。何人かいれば手分けをする。

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