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【平成30年史 デジタルが変えた文化(2)】ユーチューブ 「ダンシング・ヒーロー」再評価のなぜ

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【平成30年史 デジタルが変えた文化(2)】
ユーチューブ 「ダンシング・ヒーロー」再評価のなぜ

昨年の「第59回 輝く!日本レコード大賞」の一場面。歌手の荻野目洋子と大阪府立登美丘高校ダンス部が共演した=2017年12月30日(撮影・吉澤良太) 昨年の「第59回 輝く!日本レコード大賞」の一場面。歌手の荻野目洋子と大阪府立登美丘高校ダンス部が共演した=2017年12月30日(撮影・吉澤良太)

                   

 「聴き放題」という新しい音楽文化

 3月19日に東京都江東区で異色の音楽ライブが行われた。「NOW PLAYING JAPAN LIVE」。「聴き放題」の定額制音楽配信サービスや音楽専門チャンネルで人気を集めるミュージシャン4組がパフォーマンスを披露するというイベント。完全招待制の無料ライブだったが、2千人の定員に対して2万6千通の応募が寄せられたという。

 「今日の景色を毎日、想像してきました! 本当にありがとうございます」

 そうあいさつしたのはアニメのキャラクターを思わせる奇抜なメークと澄んだ歌声によって、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで人気を集める女性シンガー「Miracle(ミラクル) Vell(ベル) Magic(マジック)」だ。6つの定額制音楽配信サービスが推薦した7組の新人の中で、一定期間中の音楽再生回数が最も多かったため、人気ヒップホップグループ「KICK THE CAN CREW(キックザカンクルー)」らとともに、この舞台に立つことができた。

 ベルが謝意を伝えると、「おめでとう!」というファンの声と温かい拍手が会場を包んだ。

 ジャンルもテイストもファン層も違うミュージシャンが同じ舞台に立つ。「聴き放題」という新しい音楽文化の浸透度を示すライブの風景だった。

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